廃棄物管理を行っているWasteCare社は、環境庁の規制当局の承認を受けて、英国初の本格的な家庭用バッテリーリサイクル施設で操業を開始しました。
ウェストヨークシャーのエランドにある220万ユーロの施設は、年間25,000トンの家庭用バッテリーを処理できます。
このサイトは完全に自動化されており、イングランド、スコットランド、ウェールズの収集ポイントからの混合消費者向けバッテリーを処理します。
これは、英国で使用済みのアルカリ乾電池とマンガン乾電池を100%リサイクルできることを意味し、輸出ではなく国内での処理が可能になります。
WasteCare社は、アルカリ乾電池とマンガン乾電池が英国で販売されている電池の約80%を占めると推定しています。
リサイクル業者は、最初にバッテリーをサイズとタイプで分離する革新的な選別プロセスから素晴らしい結果を期待しています。次に、特別に設計されたろ過および環境モニタリングシステムを誇る処理ユニットに入ります。
バッテリーは、多段階の分離および抽出プロセスに進む前に粉砕されます。WasteCare社によると、これにより、構成材料を分離し、メーカーが二次原料として再利用できるようになります。
最高執行責任者のGraemeParkin氏は、世界クラスの施設を提供できたことを誇りに思っていると述べています。
「これは、英国で予測される需要を満たすために、他の電池化学製品向けに英国ベースのリサイクルソリューションを開発するという野心的な投資プログラムの最初のフェーズを表しています。
原材料をバッテリー製造に直接再利用できるようにする下流プロセスの開発はすでに進んでおり、このプラントは2021年末に稼働する予定です。」
Parkin氏は、WasteCare社は、過去10年間で英国の消費者向けバッテリー収集率を3%から45%に高める上で不可欠な役割を果たしてきたと主張しています。
同社は、英国最大の家庭用バッテリーのコレクターの1つになり、主要な小売業者、企業、学校から年間5万回以上のコレクションを行っています。
URL https://recyclinginternational.com/batteries/wastecare-invests-in-uk-battery-recycling-hub/32540/