JX金属、銅製錬所のリサイクル原料比率を15%程度まで引き上げ
- JX金属は、佐賀関製錬所(大分県)におけるリサイクル原料比率を高め、収益力の強化とSDGs達成への貢献につなげる。
- Eスクラップなどのリサイクル原料比率(銅スクラップを除く)は足元の10%程度から中期的に15%程度まで引き上げることを目指す。
- 佐賀関製錬所では、17年に自溶炉の大規模更新を実施し、銅精鉱の処理能力を増強するとともに、鉱石品位の低下やリサイクル原料の多様化など原料条件の変化に対応する体制も整備した。
- 集荷についても台湾にあるリサイクル原料の集荷拠点からの輸入量を増やす取り組みを進めているほか、米国の営業拠点を活用した増集荷にも取り組んでいく考え。
- 一方で、リサイクル原料の増集荷・増処理に向けては分析・サンプリング能力が不足していることから将来的には増強も検討していく
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6d519745a904390774e492299945ba02cf2c486