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2021年9月21日
欧州
CATL、BASFが電池材料契約に署名

BASFの触媒部門と中国に本拠を置くContemporaryAmperex Technology Co. Limited(CATL)は、カソード活物質(CAM)やバッテリーのリサイクルなどのバッテリー材料に関するパートナーシップを発表しました。両社は、ヨーロッパで「持続可能なバッテリーバリューチェーン」を開発したいと考えており、「両社のグローバルなカーボンニュートラル目標の達成に貢献している」と述べています。
パートナーシップの重要な側面には、地域でのローカライズされたバッテリーリサイクルネットワークと安全な原材料サプライチェーンの開発が含まれると両社は述べています。CATLはまた、「リチウムイオン電池の生産をローカライズするために」ドイツに最初のヨーロッパ工場を建設していると述べています。BASFとの合意は、ヨーロッパの顧客と消費者のためのローカルサプライチェーンの開発を加速するのに役立つと述べています。
BASFは、自動車産業および電気自動車(EV)バッテリー部門への最大の化学サプライヤーであり、「中ニッケルから高ニッケル、マンガンに富む、コバルトを含まないCAMの幅広いポートフォリオ」を提供していると述べています。
URL:https://www.recyclingtoday.com/article/basf-catl-battery-recycling-europe-lithium-nickel-manganese/