非鉄製錬各社は、原料鉱石の買鉱条件悪化により2025年は製錬事業の損益が悪化しそうだと警戒感を強める。銅の製錬マージンにあたる溶錬費(TC)/精錬費(RC)は、25年長期契約の指標(ベンチマーク)がトン21・25ドル/ポンド2・125セントと歴史的低水準。亜鉛TCも大幅な悪化が見込まれる。各社はコスト低減やリサイクル原料の増処理を推進し、買鉱条件悪化による影響を少しでも軽減していく方針だ。
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