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2021年1月27日
アジア・オセアニア
政府の21年度予算案、鉱物資源関連は159億7000万円。開発推進、供給源多角化
  1. 21日に政府が閣議決定した2021年度予算案のうち、鉱物資源政策関連予算は、159億7千万円となった。20年度当初予算は158億3千万円だった。
  2. 次世代自動車や再エネ機器などの製造に不可欠な鉱物資源開発を推進し、供給源の多角化による安定供給確保を図る。海洋鉱物資源は将来的な商業化に向けて資源量調査や生産技術の確立のための試験などを実施する。

3.このうち、希少金属資源開発推進基盤整備事業は2億5千万円(同2億5千万円)、鉱物資源開発の推進のための探査等事業委託費は18億7千万円(同18億7千万円)。

4.レアメタル備蓄は3億7千万円(同2億6千万円)、リサイクル・製錬技術等は5億7千万円の内数(同7億4千万円の内数)。

5.リサイクル・製錬技術などでは都市鉱山から金属資源を効率的にリサイクルするため、製品レベル・部品レベルで自動選別するプロセスや少量多品種に対応した高効率な製錬プロセスの開発を目指す。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/13e74dd4f41b667b68d9e7689046173ffe798342