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2024年4月24日
アジア・オセアニア
太陽光パネル大量廃棄時代に備える。中部電力系が事業化に先手

太陽光パネルの廃棄量が2030年代後半にピークを迎えることを見越し、リサイクル事業に乗り出す動きが広がっている。
早期参入による先行者利益を狙い、中部電力のグループ会社が23年末にリサイクル事業を開始。廃棄物処理を手がける中小企業も参入が相次ぐ。
太陽光パネルは金属枠とガラス、半導体を含むセルシートで構成する。金属枠からはアルミニウム、セルシートからは銀を回収できる。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によると、国内のパネル排出量は35―37年ごろにピークを迎えるとされ、
年間約17万―28万トン程度となる見込み。産業廃棄物処分量の1・7―2・7%に相当する量という。
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