国際銅研究グループ（ICSG）が発表した資料によると、主要金属取引所で保有している銅の数量は2020年末から4月末まで約58%上昇したと。
ICSGの最新報告書に掲載されたデータによると、2021年1月の世界鉱山生産量と農畜物生産量はそれぞれ約3.5%と約5%増加し、溶媒抽出-電気生産量は約3%減少した。
また、2021年の一次生産（電気生産）が約3%、二次生産（スクラップ生産）が約0.6%増加するなど世界精製銅生産量が約2.9%増加した。中国の精製生産増加率は5%と推算される。
2021年の最初の2か月間は世界で精製された銅の使用量が約1.7%増加し、この期間に約130,000トンの精製された銅の黒字が予想される。
2021年4月末の主要金属取引所(LME、Comex、Shanghai)が保有している銅の数量は計397,512トンで、2020年12月末に保有していた銅の数量146,337トンより約58%増加した。
URL: https://recyclinginternational.com/non-ferrous-metals/exchanges-report-jump-in-copper-stocks/36032/
