ごみを「黄金」に、台湾企業の開発した技術が世界をリード
- 中華民国(台湾)は2016年、資源リサイクル率が先進諸国に匹敵するとして、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙から「ごみ処理の天才」と称えられたが、それにとどまらず台湾の中小企業は循環型経済に向けたイノベーションに努力、世界をリードする産業廃棄物リサイクル技術を開発した。
- 光宇材料株式会社(GET-Green Energy Corp., Ltd)は半導体及び太陽エネルギー関連産業の廃棄物から高純度のシリコンパウダー並びに炭化ケイ素を取り出す技術を確立。
- 環拓科技株式会社(Enrestec, Inc.)は世界で唯一の廃棄されたゴムの分解再生技術を完成させた。
- 循環型経済は世界的な潮流であり、エネルギー政策も再生可能エネルギーの開発へと転換している。
- 米ウォール・ストリート・ジャーナル紙のウェブサイトは2016年5月17日、「台湾:ごみ処理の世界的な天才」というタイトルで報道、ごみの埋め立て処分場が少ない中華民国(台湾)がいかにして今日の「ごみ処理の世界的な天才」に成長したのかを説明、人口がこれほど密集する国でも資源リサイクルの面では米国やドイツなど先進国と肩を並べることが出来るのだと伝えた。
https://www.roc-taiwan.org/jp_ja/post/55286.html