自動車触媒に使う貴金属、パラジウムの価格上昇が鮮明だ。5日の現物のスポット(随時契約)市場では供給不足懸念を背景に16年ぶりに金の価格を上回った。
欧州を中心とした脱ディーゼルの流れがパラジウム高を後押しした側面もある。ガソリン車へのシフトにより、2017年9月にはディーゼル車の触媒に使うプラチナの価格を追い抜いた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3863309006122018QM8000/