株式会社奥誠環境商事では、リサイクル原料の循環技術・製錬ノウハウ等を活かして
環境に配慮した処理を行い、さらに資源を生み出すことにより持続可能な循環型システムの構築を目指すため、
都市鉱山の開発・活用を推し進めております。
「都市鉱山」とは、1988年に東北大選鉱製錬研究所の南條道夫教授らによって提唱されたリサイクル概念で、
地上に蓄積された工業製品を資源とみなして「都市鉱山」と名付け、
資源をそこから積極的に取り出すこと試みる概念です。
近年の産業界では、貴金属・レアメタル価格の高騰などにより、廃棄された携帯電話・スマートフォンやパソコンの部品から希少資源(貴金属等)を回収するなどの対策が進められており、都市鉱山という概念が再評価されています。
日本には世界トップレベルの都市鉱山が眠っていると言われており、資源大国に匹敵するほどの規模とされています。
携帯電話・スマートフォンなどは、数年ごとに買い替えることが多く、使用しなくなると家のどこかにしまいがちですが、電子機器内の基板(都市鉱山に対して「都市鉱石」と呼びます)には様々な部品が存在し、各部品の中には、レアメタルやレアアースを含む希少・有価な金属を含有するものもあります。